リレンザは吸入タイプのインフルエンザ治療薬です。錠剤を飲むのが苦手な方やお子さん等には大変ありがたいお薬となっています。粉薬を吸入する形で苦いイメージがありますが、実際はほんのりと甘さが広がる味になっています。

知っておきたい新型行動計画とリレンザの効果や副作用

毎年のように発現しては流行が危惧されるインフルエンザですが、困ったことに新しいワクチンが出されても、それが利かない変異型が出てきます。医療とウイルスのあくなき闘いは従来からあり、その都度高齢者や乳幼児など抵抗力の弱い人が重症化してきました。現在、治療に広く用いられる抗インフルエンザ薬は、リレンザやタミフルをはじめラピアクタ、イナビルの4種類です。これらの解熱効果はA型およびB型とも、大きな差はありません。しかしB型には、リレンザがやや良いとの報告があります。
抗インフルエンザ薬は、早い段階での服用により早期回復を可能にするなどメリットが大きい反面、副作用の報告があるのも事実です。年齢や既往歴、体質などにより相性もあるため、医師による診察と処方が欠かせません。高い効果をもたらし実績がある一方で、10代の未成年者の異常行動などが見られたり、失神やショック状態などの副作用も起こることがあります。リレンザは吸入薬のため、服用方法にはコツが必要で、発症後はできるだけ早く服用しなければ効果はあまり期待できません。ごく稀ですが気管支攣縮や呼吸困難、中毒性表皮壊死融解症などの副作用の可能性もあります。
最近では新型インフルエンザに対応するため、新型行動計画というものが注目されています。新型は季節性のものと抗原性が大きく異なり、ほとんどの人は免疫を持っていません。全国的にまん延すると、国民の健康や生命に与える影響は重大です。この出現に備えて、国と自治体とで役割を分担して連携を取り、発生状況を把握するサーベイランスや封じ込めのほか医療や情報提供などに対しても互いに協力しようという取り組みが策定されました。これが新型行動計画です。重要なことは、いかに感染拡大を水際で防ぐことができるかです。そのために新型行動計画は、定期的に改正が行われています。